麻生藩家老屋敷記念館![]() |
江戸時代,茨城県行方市麻生あたりを治めていた麻生藩の家老 のひとり畑家の屋敷である。 安政4年に建て替えられ150年ほどになる。明治23年に医 者であった福田家の所有となった。 平成3年に旧麻生町に寄贈され,現在は県の文化財の指定を受 ける。 左の写真が主屋である。寄棟造りであるが,玄関にあたる式台 の屋根は入母屋造りになっている。2011年に吹き替えたばか りの茅葺きの屋根は,美しい。 茅にも種類があるそうで,こちらは水辺に生息する島茅を使っ たそうだ。なるべく地元の素材を使うというこだわりである。 現在は行方市教育委員会生涯学習課で管理。 |
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麻生藩 関ヶ原の戦いで石田三成の西軍に ついた新庄氏だったが,その後許され 近江から麻生に配置された。外様であ りながら明治まで移封されることがなか ったのは,めずらしい。殿様のいた陣屋 (現在の麻生小学校)を囲むように主だ った家臣の家が並ぶ。畑氏の家老屋敷 もそのひとつである。 |
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