朝顔
 
<材料>y用尺のみ
花弁A 5cm×27cm(5枚をとる)
花弁B 8cm×12cm(5枚)
花弁C 8cm×25cm(5枚)
芯 20cm:リリアン×1本
葉    12cm×7cm(表裏各1)
つぼみ  6cm×4cm×1枚
ガク
    適宜(葉の余り)
<作り方>
1花 
@花弁Aと花弁Bを0,3cm
 代分を控えて先端に向
 かって縫い合わせ返し
 縫い。 
 
 
A2枚目の花弁Aを縫い合わ
 せる時出来上がりを予想し
 て突き合わせ表に針を出し
 四つどめする。
B針を裏に出し返し縫いをし
 たら反対側を縫う。
C下も同じように四つどめ。
 5弁の輪をつくる。●少々
 手間だがゆるむとかっこ
 悪いのでしっかり作る。
D花弁Bの下側、短い方を5
 枚縫い合わせて輪にする。
 ●花弁Aと突き合わさると
 ころも四つどめ。●中央の
 穴は小さくてよい。
 
 
E花弁Cを輪に縫い合わせ
 る。上も下も縫い代分を控
 え返し縫い。
 
 
FDとEを花びらの上部で
 縫い合わせる。Dの縫い
 代は開いて、Eの縫い代
 は同じ方向で方倒し。てい
 ねいにピンを打ってから縫
 う。綿を入れるために最後
 の花弁は半分空けておく。
 ●花弁Aの方がより気持ち
 大きめ。2枚を重ねたときA
 を外側において反らせて一
 枚ごと、きちんと決めて縫
 い進む。
 
 
G表に返したら丁寧に縫い
 目と花びらの先端を形を
 整える。●出来上がりに
 関わるのであわてずに。
 
 
Hリリアンを二つに折って先端を
 一結び。反対側も一結び。
 先端は先をなるべく小さく。
 
I花びらの中央の穴に芯を差
 し込み、花びらの真ん中が
 へこむようにBの裾に芯の下
 を縫い付ける。花全体の形を
 決めるところなのでバランス
 を見ながら。 
 
   
J芯の長さが決まったらCの
 裾を縫い芯の下を縫い付け
 縫い縮める。ハサミの先な
 どを使って内側に押し込む。
 

 縫い縮めたところ
 押し込んだところは一番下の写真で
2葉
@朝顔の葉の形はよく知ら
 れているので外さない。
A中表、0,3cmで先端に親指
 巾の返し口を作り縫い合わ
 せる。尖った形の所は半目
 飛ばしで。
B切り込みを入れたら表に返
 し、形を整え飾り紐を挟み込
 む。
 
3つぼみ
@横長に1cm折り込み、それ
 をずらして重ね形よく逆に先
 端を尖らせるようにして丸め
 る。●できれば中程が太め。
 
 
 
A巻き終わりを3cmぐらい飾り
 紐と合わせて縫い合わせる。
 余分な布はカット。
B葉のカット部分を利用して
 ガクを切り出し裾に余裕を持
 たせて巻き付ける。
 
 
C位置が決まったらボンドで
 固定する。裾は絞って形を
 作る。
 
 完成 
5仕上げ
 口べりがないので飾り紐は
 花の下にしっかり縫い付ける。 
  
  
●つるは房に使うリリアンを鉛
 筆などにすき間がないよう巻
 いてボンドを載せて乾いたら
 外してくるくるを固定する。つ
 るし紐用のリリアンはボンドが
 効かないので注意。●各部位
 とも色、生地ともお好みで。
 花弁Bは平織りの木綿が扱い
 やすい。●飾るときは花が正
 面にくるように。簾を立てかけ
 て飾ると風情がでる。
 
未完成ですが 
●花弁Aはローン(ごく細い糸の木綿生地)
花弁Bは化繊の風呂敷、花弁Cは白の晒
繊細な感じ.。
 
生徒さんの作品。朝顔は飾り方が難しい。
実際の野菜ネットを使うことで、自然な感
じに咲いているよう。葉が多く、つぼみは
大きめ、そんな心遣いが反映された作品。