6枚はぎのひょうたん
            瓢・箪
 
    
             
  3枚ずつ2組に分けて縫い合わせる。
カットは最後。
真ん中の一枚に下図を書き、
左右をきちんと揃え、2枚を縫い縫い合わせる。 
 
始めと終わりは返し縫い。
  蔓を作る

鉛筆にリリアンを隙間をつくら
ないよう10回ほど巻き付け、
表面にボンドを満遍なく塗る。
 
             
    最初の2枚を縫い合わせたら
次の布を合わせて3枚にし、
きれいに重ねたら、針を表に
出す。

  乾いてから外す。
力を入れると丸みが伸びて
しまうので、鉛筆の上で バ
ラバラにしていく。
 
             
    糸を3枚に掛けるように同じ
量、同じ高さでなるべく少なく
すくい、きゅっと絞るようなイメ
ージ糸を引く。
つまんでいるところは、縫い代
分。
  葉を作る

尖ったところは一目とばして縫う
とシャープな鋭角ができる。
先端はカットしない。
 
             
    内側に針を出し、四つどめが
緩まないようにぎりぎりのとこ
ろから返し縫いをして、反対側
の一片を縫う。
 
    内側に向かうカーブでは少し多め
に深く縫うと形がクッキリする。
 
             
    もうひと組も同じように作り、2
組を四つどめで縫い合わせる

底は12枚の布を一度に四つどめするので丁寧に。
    表に返す。
紐の先を一しばりしてから返し口に
入れ、まつる。
 
             
  たくさんの布を一度にすくうの
で長さ、幅を整え同じ量になる
よう気をつける。
一度では緩むことも考えられ
るので2度きっちり糸を掛ける。
後は同じ。
 
    本体に付く蔓は2回ほどゆったり
結び縫い付けやすいようにする。
 
             
    仕上がったところ

四つどめがされていると後々
糸が伸びても、形が崩れない。
  それぞれの蔓の長さは飾り方次第。
ブランブランと下がっている感じ。
 
             
  底に近いふくらみにパーツ毎
に綿を入れるようなイメージで
硬くならなくてもよいが、しっか
り綿を入れる。
写真のように真ん中のへこみ
を押さえながら上のふくらみに
も綿を入れる。
     
             
    形が整ったら二本取りで返し
口を縫い絞りとめる。 
   色の組み合わせは自由

 飾り瓢箪のようにしたければ褐色系の一色。
 くびれたところに飾りの紐を結ぶとらしくなる。

 縫い方が難しいようなら、型紙通り布を切って縫い合わせる。
 ただし四つどめは必須かと。
 
 
             
          
    作り方は同じ。用尺も同じ。作図もほぼ同じ。
  少しでけフォルムにメリハリを付けました。
  左はサマーウール。カーブを出すには綿を入れてから
  強めにハサミの先でゆっくり布を伸ばすイメージで。