稚児人形       4 冠を作る
  
  小さい糸巻きの円周をつかう

 
 
           
   1 頭を作る

 さるぼぼと同じように直径7cmの
 円をぐし縫いし、綿を入れ布端を
 内側に入れ込んで綴じる。
    まわりをぐし縫いし親指を入れ
 縫い縮め、綿を入れて綴じる。
 
 
           
   ゴマの垂れ目といったイメージで
 2本取りのカタン糸で刺す。
 糸の始末は後ろで。
  2本取りのカタン糸で5弁の花
 びらを引き揚げ真ん中で蝶々
 結びをする。
 
 
           
   2 髪を作る

 1:2の前髪と1:1の脇髪を
 1組ずつ作る。
 それぞれ同じ糸でしっかり
 しばる。
 
    リリアンをはさんで
 頭頂部にボンドで固定する。
 リリアンをあごのところで蝶々
 結びしてボンドで固定する。
 
 
           
   指4本に黒のカタン糸を70回巻き
 付ける。
 もうひと組は指3本で70回巻き
     5 上着を作る

 袖下をを縫いきせを掛けてから
 表に返し袖口あたりに綿を入れ
 絞る。

 
           
   3 髪を付ける
 
 頭頂に
ボンドを丸くのばす。
     縫い目を下にして球を作り袖口に
 留める。
 手(球)が沈み込まないように
 気をつけて綴じ付ける。
 
 
 手は直径2,5cmの円
 
           
   あらかじめ全体に同じ分量になる
 よう髪を広げておく。
 目の位置に合わせ前髪を載せる。
     袴も同じように作り、足を付け、
 上着の真ん中で絞り、袴も糸を
 切らず同じように絞り合わせて
 形を作る。
 

 足は直径3cmの円 
 
           
   頭頂部にボンドをたし、脇髪を
 のせる。
 前髪をハサミで整える。
 他の部分のカットは着物を着け
 てから。
     これまでの部品を集めると
            こんな感じ

 右の2枚が上衣になる。
 
           
     試作1号

   
       
  試作2,3号

   
    半分に折ってボンドで固定
上の中心を少し折って下に向
かって広がるように折り固定。
 @上衣の前布
  A頭部
 B上衣の後布の順で
    ボンドでしっかり固定