なめがた文庫初めての一般の方向けセルフ文庫
   
北浦庁舎ロビー文庫




 場所 茨城県行方市山田2564−10
           行方市北浦庁舎

 
利用時間 庁舎の窓口が開いている時間
        平日 8:30〜17:00
 
 



 小さな物語
 
  第一章
 2011年9月スタート。市役所の方のご厚意
 で不特定多数の一般の方を対象にしたセル
 フ文庫の第1号です。
  ボランティアが常駐しない中、 どうなるかと
 心配をしましたが、 みなさんよいマナーでご
 利用いただいています。
  1年目の登録者は30名。貸し出した本の数
 は、172冊でした。  
    これってかなりすごいこと!!
  もう一つのうれしい想定外は、 職員より一
 般の方の登録が多いこと。 そしてそっと見守
 ってくれる窓口のみなさんの存在。 みなさん
 がいなければこの無謀なシステム成立しませ
 んでした。 北浦庁舎ロビーセルフ文庫は、
 その後のなめがた文庫の方向性を決めてく
 れました。
  第2章 その1
   庁舎のロビーということもあって絵本を少々
  年間を通して利用があるので、貸出ノートを見ながら
  配本の内容を決めています。無記名の本の寄贈も。
 
  第2章 その2
   本の入れ替えを1年ぶりでしました。家老屋敷と中学校の
   職員室文庫とはすの実文庫の本をシャッフルした感じの選書。
   入れ替えをしていたら去年のNHK水戸の放送を見ていた方が
   声を掛けてくれました。久しぶりに本の話が出来で楽しかった
   です。30分も立ち話。今度は別の男性が来て浅田次郎を借り
   て行ってくれました。気になっていたんだけどと。こういう事が
   やる気に繋がる。今日もさっちゃんには会えずじまい。席を温め
   ている暇がないのですね。いつもいっぱい読んでくれています。
   今回の選書はどうだったかな。

  
 
  第3章 アルバム

 

  貸し出しノートは2冊。
 1000冊程の本が出入りした。
   雑感

  ロビーの中を三回ほど移動した。
  相談コーナーが出来たり、マイナン
  バーカードの申し込みやコロナ。そ
  の時々で設備が変わる。10年とい
  うのはそんな長さでもあった。
  東日本大震災の後だったので、
  転倒を心配したがその後幸いなこ
  とに大きな地震ははなかった。下に
  付けた転倒防止板でなんとかなった
  とう思う。設置も撤去も一 人では出
  来ずここでそっと夫に感謝。


   毎年4月名に間に合うように一平方
 メートルのロビー利用の減免願いを
 出していた。責任者の後ろには文庫用
 のファイルがある。申し訳ないような、
 うれしいような。素人はこれだからと言
 われそう。

  貸し出し数が多いか少ないかはよく分
 からないが、顔も名前も知らないまま
 に本を介したりとつながりが持てたこと
 がうれしい。それって地域のいい感じ♪
  本来の目的がそこにあったのだから
 いいかな。 
                 2022,6,4 
   左の写真は貸し出しノート

 ノートページは左から貸出日
 返却日、書名、ニックネーム
 右端が感想や連絡のスペース
 
 表紙と本の中身が違っていた
 とか、このときは最初で最後
 だったけど、驚いた!

 時にはおすすめ本の紹介や
 「読んでくれてありがとう」みた
 いなごく個人的なメモも。
  
 おまけ 返しそびれていたと書架を撤去した後、本を返してくれた方がいた。総合窓口の方が預かって連絡をくださった。 めでたしめでたし